安らぐ場所を 夢に続きを 君におかえりを

 

塾をサボって土手の上でLetters聴きながら月に雲の影がゆっくり重なっていくのを眺める時間が好きだったのを思い出した。

 

子供の頃のわたしは面白すぎたし、それを知っているのはこの世でわたしだけだなんてって思うとやっぱり誰かに知っていてもらいたい気持ちになるけど、みんな他人の過去の話なんてとりわけ興味が無いだろうから、冷静さを欠いて一通りお喋りし終えた後には必ず激しい自己嫌悪に襲われてしまう泣

 

恋人はわたしの考えが浅くても言葉が拙くてもへらへらにこにこ朗らかに過ごしている様子が好きなんだろうから、無理に難しいことを考えなくて良いんだよって自分に言い聞かせる。

けど、本当はもっとわたしの脳を覗いてほしいという願望も少しだけあって、悲しさや寂しさは全部言語化しないと伝わるはずなんかないけど、今のわたしにはそれが出来ないから苦悩を嘆く資格はない。

 

全然知らない人に、常にリードを付けられていないと駄目なタイプなんだねって言われた覚えがある。